写真酵母

Brompton × Miniature Schnauzer × Photography

The Hokkaido

sony α7s/ Zeiss Loxia50mm F2.0

写真を始めた時、北海道のこんな光景を撮りたい!と、機材を揃えては車に詰め込み、どう頑張っても滑るアイスバーン、前が全く見えない吹雪の中を何とか運転して、このような景色を求めて撮影を続けていました。(掲載作品は数年前に撮影)

北海道の広大なLandscapeを目の前にすると光や風が刻一刻と変化し続け、その変化を自分自身の五感をもって余すところなく感じることができ、別に有名な観光地でなくても、近所でも自然の雄大さを感じられるところに北海道の豊かな恵みを感じます(札幌は都会なのでちょっと違うかもしれませんが)。

その中で、構図を考え、光を読み、カメラの設定を合わせ込み、シャッターを押す。このような撮影のフローの中にいる時は本当に幸せな時間ですが、背後にはクマの気配を感じながらの時もあり自然の厳しさを痛感します。

一方で北海道には、優しさやクスッと微笑んでしまうような温かな光景との出会いもたくさんあります。シャープ、明瞭度、彩度を追い求めたギア高めのLandscapeの作品も決して悪くはないですが、最近は「優しさ」や「温かさ」、時には「寂しさ」などを、そっと表現できればと考えています。

Leica(特にM型ライカ)はそのブランドイメージによるところからも、都会の中での撮影イメージが強いですが、Landscapeの中でもこういった「優しさ」「温かさ」などを表現できるものと思っています。

私が恋した約90年前のElmar3.5cmを部屋で手に取り、これから来る北海道の厳しい冬を前にレンズの筐体に磨きをかけながら出動準備をしています。(と言いながら既に毎日最高気温がほぼ0℃以下が続いており、「優しさ」「温かさ」を表現したい。など言っておきながら、私の出動までもう少し心と体の準備が必要なようです(笑))