写真酵母

Hokkaido Photography × Dear dog

赤とんぼ

Ricoh GR3x

久しぶりに美しい工芸品に出会った。十勝岳付近の旅館に置いてあったので、恐らくは旭川近郊の職人さんの手によるものと勝手ながらに推察しているが、つくづく日本の技術には舌をまいてしまう。あまりの美しさにしばし時を忘れてシャッターを押していた。外を見ると人間の背丈はゆうにあろうかという積雪の中で、赤とんぼが優しく舞っていた。

【機材紹介】Ricoh GR3x

何気なく歩いていると、ふと窓際に置いてあった工芸品に目が入った。こういうタイミングでスッと作品レベルで撮影が楽しめるRicoh GR3xは本当にありがたい。何よりこのミニマムサイズ自体が慌ただしい旅先における財産だ。少しは現像で補正しているもののRAW自体でほぼ作品として完成しているレベルには圧巻。色の出方もよし。GR3はフルサイズ換算で28mm、私が持っているGR3xは40mm。好みや用途によるかもしれないが、私は40mmが好き(もし自分が若くて被写体に対して前後にフットワークが良く動ければ28mmかな〔笑〕)

【GR3x 40mm】

【GR3x 28mm】

【革製ケース】

私も愛用しているリコーGR用の革製ケースがボディへの損傷を防ぐ意味でもあった方が良いと思いますし、ケース自体の質感もよく撮影意欲を沸かせますね。