写真酵母

Hokkaido Photography × Dear dog

「水辺」

Elmar3.5cm F3.5

以前「写真に行き詰まったら水辺に行ってみなさい」と言う記事を書いたが、久しぶりにその「水辺」に行ってきた。 水辺に行って何を? 

自分の解釈は勝手抽象的だが、水辺には余計なものが少ないので「表現のリセット」ではないかと感じている。これは何も写真に限らず、精神的な観点でも同じことが言えるのではないかと。心身が疲れていたら無理のない範囲で1人で水辺に行き、しばらく座って眺めてみたら良いと思う。

水辺に行くと思いのほか自然の音に触れることができる。波の音、鳥や虫の鳴き声、草葉が擦れる音、自分自身の歩く音。目を閉じてみるとその音たちは一層際立つ。日頃あまり意識していない空気感や湿度感も感じられるのでなないだろうか。

空気感や湿度感を感じることに加えて、それらの音を感じる表現を意識してみると、また一つ写真が楽しくなるような気がしています。

 

www.northcruiser.com