写真酵母

Hokkaido Photography × Dear dog

冬の入口にZf

Sony GM135mm F1.8

1週間ほど前の撮影。

車を走らせて良い光が回っている畑のランドスケープにファインダーを向ける。こんな時は85mmか135mmを使い分けています。内心は札幌都心部でもスナップで135mmなんかを振り回したいと思っているのですが、人通りの多い大通や円山公園あたりで、存在感のある望遠を使っていると何か怪しまれそうで嫌なんですよね・・・(苦笑)その点、北海道の郊外に行けばそんなことなど全く気にすることもなく幸せなPhotography Time を満喫できます。でも気をつけないと行けないのは熊ですね・・・こんな綺麗な場所でも熊はやはり出てきているそうなのでご注意を。北海道は昨日から雪が降り始めましたので、このような景色もしばしのお別れになるかもしれません。

そうそう、Nikon Zf触ってきました。(あくまで個人的な所感ですが)全体的に「良き」でした。これから写真を真剣に始める人にはとても勉強になる良い機種だと思いますし、経験を積んできた人にも作り込まれた道具感に気分も高揚し、満足できると思います。皆さんおっしゃっていますが、シャッター音がNikonらしい音でいいですし、モノクロにダイレクトに切り替えられるボタンもあり、昔LeikaのType246に憧れて、Leicaに全く手が届かない私にとっては心が揺さぶられるアイテムですね。

それと背面液晶を隠せるのもフィルムカメラライクにできるので良いし、意外と言ったら失礼かもしれないけど、セットレンズの40mmがなんか感覚的なところではあるのですが、すごく良かった。マウントアダプター経由で様々なレンズを着けられるのは至高の楽しみですね。

肝心の描写力はどうなんだろうか。という点については、最近のカメラはどれもこれも素晴らしいのでZfだから段違いに表現力が凄い。というのは感じなかったですが、背面液晶に映し出される限りで見ると、昔のNikonっぽい、ややアンバー系がかかった感じはなかったですね。でも、すごくクリアな描写で、Canonの昔の名機、Eos5DmarkⅢに初めて触れて見た時の感動と記憶が少し蘇ってきました。最近はNikonに限らず皆そんな感じがします。

色々なコメント見るとエクステンショングリップはマストアイテムという声が多いですが、私はそこまで気にならなかった感じですかね。でもボディ自体に手にもう少し手のひらに馴染みやすい、ざらざら感のある材質が施されているとよりいいかな。とは感じました(私の掌が歳のせいで潤いがないだけかもしれませんが・・・笑)

ボディカラーのバリエーションもいろいろあるようですが、私は無難に黒かな。アウトドアでガシガシ使っても壊れなさそう作りになっているで、傷だらけになってもかえってお洒落な感じがしそうなZfでした。Leicaはなかなか手が出ないので、Zfは私にとってはかなり魅力の1台となりそうです。

ということで、大変美味なこのZf、今回の購入は・・・ 

我が家の財政事情によりしばらくは指を加えてZfを眺めるだけにしておき、今ある愛機を大切にしていこう。と、防湿庫になるカメラたちに強く語りかけた次第でございます(笑)

GRⅢx

うーん、かっこいい!

個人的には背面液晶を隠せるのが好き。

と言いながら、こんな感じで背面液晶の自由度があるのもいいと思う。

カラーもいろいろ選べていいですね。グレーやオリーブも個人的には惹かれますね。